当院の設備と検査について
当院の設備について
動物の命を救うための的確な診断をくだすための詳細かつ正確な検査、高度な医療技術を提供するため、また、動物たちへの負担を極力減らすため、最新の医療機器を導入しました。
当院で導入している医療機器
■内視鏡
食道・胃内異物、腸管の細胞を採取する際に使用します。
胃切開などの開腹手術よりも動物に対して負担の少ない処置が可能となります。
■超音波診断装置(エコー)
レントゲンと比べて被爆することがなく、リアルタイムで画像が得られ、ほとんどの臓器の描出が可能です。
■デジタルレントゲン
デジタル化によって、常に安定した画質の画像を提供することが可能となり、部位・目的に応じた画像処理効果により診断精度の向上が図れます。また、自動感度調整機能により、常に均一で安定した濃度の画像が撮れ、診断精度の向上、再撮影の防止などに大きな効果をもたらします。
■スーパーライザー(光線温熱治療器)
照射することで、患部の血流をよくします。特に椎間板ヘルニアなどの筋肉系疾患に効果があります。がんの進行を遅らせる働きもあります。
■血管シーリングシステム内臓電気メス
手術時の血管からの出血を糸を使わずに止血できます。体の中に糸を残さないので、動物への負担も最小限に抑えることができます。
■ICU(酸素室)
酸素濃度40%(大気中は21%)で、心臓病や肺に病変のある動物が使用します。
■SPF
ウイルスに感染した動物を隔離したり、予防接種前の動物の外部接触を防ぐために使用します。
■X線デジタル撮影装置
(DR CALNEO CV 1417V)
DR(デジタルラジオグラフィ)方式を利用したレントゲン撮影装置です。撮影のたびにフィルム交換が不要のため動物の移動や負担が少なく、スムーズ&スピーディーに連続の撮影が可能です。神奈川県内でもいち早く導入を致しました。
■ビデオオトスコープ
ビデオオトスコープ(耳道内視鏡)を導入いたしました。耳道内部が画面上で観察でき、外耳炎の治療に威力を発揮します。犬に多い耳の問題にじっくり取り組んでゆきますので、耳でお困りの方は是非ご相談ください。
■炭酸泉装置
炭酸水を使用してトリミング(シャンプー)することによって、皮膚トラブルの解消・新陳代謝促進・免疫力UPなどの効果が期待できます。また、マイクロバブルも使用できるため、より頑固な汚れを洗浄できます。
検査について
血液検査、尿検査など、一般的な検査は、外部の検査機関に依頼せず、院内で実施します。
そのため、お待たせすることなく、当日(即日)20分程度で結果をお伝えすることができます。
院内システム
■自動受付
受付時間の短縮を考え当院では自動受付システムを導入しております。来院されたらすぐに診察券のバーコードを自動受付システムにかざして下さい。
■院内モニター
入院室および診察室のケージを見渡せるよう、カメラ(モニター)を設置しています。いつでも迅速に対応できるよう、スタッフルームで確認しています。また、面会時に興奮してしまう子など、モニター越しの面会も可能です。
■カルテ管理システム
カルテ管理システムを導入することにより、本院ならびに馬堀海岸分院のカルテをいつでも確認することができます。これにより、どこの本院・分院に来院されても円滑な診療が可能になりました。